シラバス情報

授業情報
カリキュラム年度    2020 授業開講年度    2021年度
学科    環境学部 地球環境学科
授業科目分野    実践基礎
開講年次    1
開講期    3Q
FPF103H
科目コード    QBJFPF103H
履修区分    必修
単位数    2
授業科目名    環境調査実践Ⅰ
担当者漢字名称    田中 健路, 小西 智久, 内藤 望, 伊藤 征嗣, 西村 一樹, 岡 浩平, 三浦 智恵美, 﨑田 省吾, 菊地原 洋平
担当者カナ名称    タナカ ケンジ, コニシ トモヒサ, ナイトウ ノゾム, イトウ セイジ, ニシムラ カズキ, オカ コウヘイ, ミウラ チエミ, サキタ ショウゴ, キクチハラ ヨウヘイ
研究室    21-409
メールアドレス    k.tanaka.pb@it-hiroshima.ac.jp
オフィスアワー    https://www.it-hiroshima.ac.jp/campuslife/support/officehour/
上記URLもしくは本学HPの「在学生の方へ->オフィスアワー」から担当者のオフィスアワーを確認ください。
 
授業の目的    地球環境技術者として、自然環境の情報を科学的に計測・観測・観察する素養を身に付けることが必要である。
本科目では、地球環境に関する諸問題の解決に必要とされる野外調査や室内での分析、および情報処理に関する技法の基礎を体験的に修得する。そして、地球科学、環境共生、環境情報の3分野の課題を混成の少人数グループで取り組み、コミュニケーション力、協調性を修得する。
ディプロマ・ポリシーと関連性
DP1(知識・理解) D(2) 地球環境技術者として、地球科学分野、環境共生分野、環境情報分野に関わる幅広い基礎的知識を修得し、様々な地球環境問題を科学的に理解できる。
DP2(思考・判断) D(3) 技術系人材として、幅広い教養と知識や倫理観をもとに論理的かつ倫理的な思考や判断ができ、環境共生型・循環型社会の構築に貢献できる。
DP3(技能・表現) D(5) 技術系人材として、幅広い教養と知識や倫理観をもとに自らの考えを文章化あるいは図式化する技能を有し、他者に正確かつ分かりやすく表現できる。
履修条件    本環境調査実践Ⅰは2年次開講の「環境調査実践Ⅱ」の先行修得科目である。
キーワード    調査・観測,実験実習,専門用語・技術,分析・評価,コミュニケーション
 
履修上の留意事項    各分野教員によって実施内容および事前・事後学習の内容が指示される。

授業計画    内容    担当者    事前・事後学習   
授業計画    以下に示す専門分野ごとに設定された内容を、各分野の複数教員の指導により混成の少人数グループで取り組む。途中で担当分野/グループを交代することで、全員が3分野ともに履修する。
【地球科学分野】
温度センサーの器差を補正するキャリブレーション作業
【環境共生分野】
動植物の標本作成と観察方法の学習および実験に使う機械・器具の使用方法や試薬の作り方の学習
【環境情報分野】
環境に関わる様々なデータの取得・整理技術(各省庁で公開されている数値データや地理空間情報)
三浦 智恵美, 内藤 望, 菅 雄三, 小黒 剛成, 前原 俊信, 金 凡性, 田中 健路, 伊藤 征嗣, 岡 浩平, 西村 一樹, 小西 智久, 地球未定2 , 事前:0分 配布資料にそって概要を把握する。
事前:総時間 12時間
事後:0分 配布資料・授業内容を復習し、要点をまとめる。
事後:総時間 12時間

到達目標と評価種別、その割合
DP    到達目標    比率   
DP(2) 地球環境問題の解明および解決のために求められる調査技法に関する基礎知識を理解する。 30%
DP(3) 調査により取得したデータを各技法の特徴を踏まえて適切に解釈することができる 40%
DP(5) 調査により取得した成果をレポートで相手に伝わるように表現できる 30%
評価種別    比率   
授業への能動的参加 40%
課題への取り組み(レポート等) 60%

評価及び評価基準    @:到達目標の全てが完全に達成できている
A:到達目標の全てが概ね達成できている
B:到達目標の大半が概ね達成できている
C:到達目標がかろうじて達成できている
D:未到達(不合格)
科目GPA及び評価分布    令和2年度開講科目GPA:2.37
@:7.4% A:38.2% B:38.2% C:16.2% D:0.0%
課題(試験、レポート等)の学生への
フィードバック方法   
3分野各4回分の中で、担当教員が必要と判断した場合に、提出物や発表内容に対するコメント等のフィードバックを行う。

持続可能な開発目標(SDGs)との関連
SDGs 関連内容
6.安全な水とトイレを 世界中に 水環境の現状把握に必要な化学分析について学ぶ
14.海の豊かさを 守ろう 海洋の動物および海洋資源の持続可能性について学ぶ
15.陸の豊かさも 守ろう 陸上の動物、植物の持続可能性について学ぶ

教科書    タイトル 著者名 発行所 出版年 ISBN ボタン
適宜資料を配布する
参考書    タイトル 著者名 発行所 出版年 ISBN ボタン
分野により異なる。各担当教員から適宜提示する。


能動的学習の授業手法
手法    授業実施回等   
グループワーク 12回程度
実習、フィールドワーク 12回程度
Problem-Based Learning 12回程度

授業改善点など    今年度から始まる2年次との混成実習をスムーズに行えるよう、各分野事前準備を入念に行う。
前年度授業アンケート結果    田中 健路 https://hitpo.it-hiroshima.ac.jp/PfStudent/LectureEnquete?year=2020&lecture_id=QBFPF10300
実務経験のある教員による授業科目    南極越冬観測(国立極地研究所勤務)の経験を活かし、地表面近傍の熱環境観測の内容を扱う/地球観測技術及びリモートセンシング技術に関する業務経験を活かし、環境情報処理の内容を扱う/各種水質分析に関する業務経験を活かし、水中の無機物質分析の内容を扱う(内藤望,﨑田省吾,小西智久)
備考   
更新日時    2021年03月26日 04時07分07秒