授業計画
|
内容
|
担当者
|
事前・事後学習
|
第1回 |
(履修学生を2班に分割し、以下の第1~7回と第8~14回の内容は、班によって履修する順が入れ替わる) 気象観測の概要と留意事項の説明 観測にのぞむ心構え、見落としがちな注意点、陥りやすい失敗例など、実務体験をもとに説明
|
内藤望
|
事前:30分
|
「地球科学実習A」での配付資料等から、気象観測装置の設置・操作に関する注意点を振り返っておく
|
事後:70分
|
第2回~第7回に予定している3回の気象観測の目的、方法等について、ノートに要約するなどして十分に復習し理解しておく
|
第2回 |
野外気象観測1 接地境界層鉛直構造観測 見落としがちな注意点、陥りやすい失敗例など、実務体験をもとに説明
|
内藤望
|
事前:30分
|
参考書等で「接地境界層」について下調べし、気温と風速の鉛直分布について疑問点を整理しておく
|
事後:70分
|
観測実施時の内容や気づき等について、ノートに要約するなどして整理しておく
|
第3回 |
室内気象解析1 接地境界層鉛直構造観測データの解析
|
内藤望
|
事前:30分
|
前回の指示に従い、野外気象観測1の観測データをノートPCにダウンロードしておく
|
事後:70分
|
授業内容を振り返り、気温および風速の鉛直分布図を完成させ、地表面粗度の推定値を求めておく
|
第4回 |
野外気象観測2 地表面熱収支の多点比較観測(1) 見落としがちな注意点、陥りやすい失敗例など、実務体験をもとに説明
|
内藤望
|
事前:30分
|
参考書等で「地表面熱収支」について下調べし、大気・地表面間の熱エネルギー収支に関わる各項について疑問点を整理しておく
|
事後:70分
|
観測実施時の内容や気づき等について、ノートに要約するなどして整理しておく
|
第5回 |
野外気象観測3 地表面熱収支の多点比較観測(2) 見落としがちな注意点、陥りやすい失敗例など、実務体験をもとに説明
|
内藤望
|
事前:30分
|
野外気象観測2を振り返り、観測上の改善点を整理しておく
|
事後:70分
|
観測実施時の内容や気づき、特に野外気象観測2との差異等について、ノートに要約するなどして整理しておく
|
第6回 |
室内気象解析2 地表面熱収支の多点比較観測データの解析
|
内藤望
|
事前:30分
|
前回の指示に従い、野外気象観測2,3の観測データをノートPCにダウンロードしておく
|
事後:70分
|
授業内容を振り返り、測定した各要素から地表面熱収支の各項を計算して比較した結果から、その際に関する考察を進めておく
|
第7回 |
気象観測データの解析、地表面熱収支環境のまとめ
|
内藤望
|
事前:30分
|
前回までの指示に従い、これまでの観測データの解析結果を整理しておく
|
事後:70分
|
第1回~第7回までの実習の課題内容についてレポートとしてまとめ、指定する期日までに提出すること
|
第8回 |
熱環境観測1 熱電対の加工と地中温度プロファイル測定(センサー設置)
|
田中健路
|
事前:30分
|
熱電対の測定原理に関する配布資料を熟読しておくこと。
|
事後:70分
|
熱電対の特性や設置環境についてノート整理を行うこと。
|
第9回 |
熱環境観測2 地中温度プロファイルの測定(センサー回収)とデータ解析
|
田中健路
|
事前:30分
|
測定結果を議論するために、第8回~9回までの期間の気象状況について各自まとめておくこと。
|
事後:70分
|
授業中に指示した解析の続きを行い、レポートを作成すること。
|
第10回 |
室内水槽実験1 実験用水槽、模型の作成と測定装置の準備
|
田中健路
|
事前:30分
|
実験用水槽、および模型の作成手順、および測定装置の準備方法について資料を配布するので事前に読んでおくこと。
|
事後:70分
|
授業で作成した水槽や模型の仕様や測定装置の使用手順についてノート整理をしておくこと。
|
第11回 |
室内水槽実験2 静水圧平衡とベルヌーイの定理に関する実験
|
田中健路
|
事前:30分
|
水理学の参考書第2章(静水力学),第3章(ベルヌーイの定理)に関連する内容を事前に予習しておくこと。
|
事後:70分
|
実験条件、結果および考察をノート整理すること。
|
第12回 |
室内水槽実験3 円管内の流れに関する実験
|
田中健路
|
事前:30分
|
水理学の参考書第6章(管水路流れ)に関連する内容を文献等で調べておくこと。
|
事後:70分
|
実験条件、結果および考察をノート整理すること。
|
第13回 |
室内水槽実験4 開水路の流れ
|
田中健路
|
事前:30分
|
水理学の参考書第7章(開水路流れ)に関連する内容を事前に調べておくこと。
|
事後:70分
|
実験条件、結果および考察をノート整理すること。
|
第14回 |
熱環境観測・室内水槽実験のまとめ
|
田中健路
|
事前:30分
|
実験結果について議論するため、第8~13回の内容を整理したノートを再確認すること。
|
事後:70分
|
第8~13回の実験成果をレポートとしてまとめ、指定期日までに提出すること。
|