シラバス情報

授業情報
カリキュラム年度    2016 授業開講年度    2018年度
学科    環境学部 地球環境学科
授業科目分野    地球科学
開講年次    2
開講期    後期
GST214S
科目コード    QASGST214S
履修区分    選択
単位数    2
授業科目名    地球科学実習A
担当者漢字名称    内藤 望, 小西 智久
担当者カナ名称    ナイトウ ノゾム, コニシ トモヒサ
研究室    21-410
メールアドレス    n.naitoh.r2@it-hiroshima.ac.jp
オフィスアワー    https://www.it-hiroshima.ac.jp/campuslife/support/officehour/
上記URLもしくは本学HPの「在学生の方へ->オフィスアワー」から担当者のオフィスアワーを確認ください。
 
授業の目的    身近な自然環境の情報を科学的に計測・観察・観測する実習を行う。具体的には、野外での気象および地象の観測を対象とする。また自ら取得した観測データに加えて、一般公開されている気候・環境データも収集した上で、コンピュータを活用した初歩的な解析を行う。これまでの講義で修得してきた知識や理論をもとに、実際の観測から解析までを体験することで、地球科学に対するより深い理解力と洞察力を修得することを目的とする。
ディプロマ・ポリシーと関連性
DP2(思考・判断) D(3) 技術系人材として、幅広い教養と知識や倫理観をもとに論理的かつ倫理的な思考や判断ができ、環境共生型・循環型社会の構築に貢献できる。
履修条件    地球科学分野の基礎科目を履修していることを前提とし、「物理学実験」も履修していることが望ましい。また「地球科学実習B」では、本科目を前提とした発展的内容を扱う。
キーワード    野外観測 気象観測 地象観測 データ収集 データ解析
 
履修上の留意事項    データ解析の実習時には、各自所有のノートパソコンを使用するので、忘れずに持参すること。また毎回の授業後、次回までに取り組む課題の指示に従って、しっかりと復習・準備しておくこと。

授業計画    内容    担当者    事前・事後学習   
第1回    ガイダンス、野外観測に関する注意
(以下、受講学生を2班に分け、第2~8回と第9~15回のスケジュールは、班によって受講するテーマ順が入れ替わる。)
内藤望・小西智久 事前:30分 シラバスに目を通して本科目の目的や内容を概観しておく
事後:60分 次回以後の課題内容と野外観測時の注意点を復習し十分理解しておく
第2回    気象観測の概要と留意事項の説明 内藤望 事前:30分 前回の指示に従った準備をしておく
事後:60分 次回までの課題に取り組むとともに授業内容についてノートに要約するなどして十分に復習しておく
第3回    野外観測:気象測器、センサーのキャリブレーション 内藤望 事前:30分 前回の指示に従った準備をしておく
事後:60分 次回までの課題に取り組むとともに授業内容についてノートに要約するなどして十分に復習しておく
第4回    キャリブレーション解析 内藤望 事前:30分 前回の指示に従った準備をしておく
事後:60分 次回までの課題に取り組むとともに授業内容についてノートに要約するなどして十分に復習しておく
第5回    野外観測:地温、気温の鉛直分布 内藤望 事前:30分 前回の指示に従った準備をしておく
事後:60分 次回までの課題に取り組むとともに授業内容についてノートに要約するなどして十分に復習しておく
第6回    地温、気温の鉛直分布解析 内藤望 事前:30分 前回の指示に従った準備をしておく
事後:60分 次回までの課題に取り組むとともに授業内容についてノートに要約するなどして十分に復習しておく
第7回    野外観測:気温と湿球、黒球温度との比較 内藤望 事前:30分 前回の指示に従った準備をしておく
事後:60分 次回までの課題に取り組むとともに授業内容についてノートに要約するなどして十分に復習しておく
第8回    湿球黒球温度解析 内藤望 事前:30分 前回の指示に従った準備をしておく
事後:60分 これまでの実習課題や授業内容について振り返り、十分に復習しておく
第9回    野外観測:観測機器の説明と実測 小西智久 事前:30分 前回の指示に従った準備をしておく
事後:60分 次回までの課題に取り組むとともに授業内容についてノートに要約するなどして十分に復習しておく
第10回    地象観測の概要と観測原理 小西智久 事前:30分 前回の指示に従った準備をしておく
事後:60分 次回までの課題に取り組むとともに授業内容についてノートに要約するなどして十分に復習しておく
第11回    野外観測:位置情報に基づく地象観測 小西智久 事前:30分 前回の指示に従った準備をしておく
事後:60分 次回までの課題に取り組むとともに授業内容についてノートに要約するなどして十分に復習しておく
第12回    地象観測データの分析とマッピング 小西智久 事前:30分 前回の指示に従った準備をしておく
事後:60分 次回までの課題に取り組むとともに授業内容についてノートに要約するなどして十分に復習しておく
第13回    野外観測:地上基準点の地象観測 小西智久 事前:30分 前回の指示に従った準備をしておく
事後:60分 次回までの課題に取り組むとともに授業内容についてノートに要約するなどして十分に復習しておく
第14回    地象観測データの精度検証 小西智久 事前:30分 前回の指示に従った準備をしておく
事後:60分 次回までの課題に取り組むとともに授業内容についてノートに要約するなどして十分に復習しておく
第15回    周辺地域の環境データの収集および解析 小西智久 事前:30分 前回の指示に従った準備をしておく
事後:60分 これまでの実習課題や授業内容について振り返り、十分に復習しておく

到達目標と評価種別、その割合
DP    到達目標    比率   
DP(3) 身近な自然現象を的確に把握するための野外観測とデータ解析の基礎的技法の修得を目標とする。 (1)身近な気象観測 (2)身近な地象観測 (3)周辺地域の環境データの収集と解析 100%
評価種別    比率   
レポート 80%
観測への積極的関与 20%

評価及び評価基準    @:到達目標(1)~(3)の全てが達成できている
A:到達目標(1)~(3)の大部分が達成できている
B:到達目標(1)~(3)の半分程度が達成できている
C:到達目標(1)~(3)の一部が達成できている
D:未到達(不合格)
科目GPA及び評価分布    平成29年度開講科目GPA:2.11
@:13.3% A:13.3% B:46.7% C:24.4% D:2.2%
※ 上記の割合は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%になりません。
課題(試験、レポート等)の学生への
フィードバック方法   
レポート課題については、次年度以後の参考とするため、返却は行わない。

教科書    タイトル 著者名 発行所 出版年 ISBN ボタン
特に指定しない。必要に応じてプリントを配布する


能動的学習の授業手法
手法    授業実施回等   
その他 観測作業時にはグループワークで実施する

授業改善点など    授業内容の理解度における個人差を埋めるべく、履修学生の小グループ内での相談や教え合いを促進する
前年度授業アンケート結果    内藤 望 https://hitpo.it-hiroshima.ac.jp/PfStudent/LectureEnquete?year=2017&lecture_id=QAGST21400
関連する資格    高等学校教諭一種免許状(理科):教科に関する選択科目
測量士補
自然再生士補
備考   
更新日時    2018年04月03日 19時55分00秒