シラバス情報

授業情報
カリキュラム年度    2016 授業開講年度    2018年度
学科    環境学部 地球環境学科
授業科目分野    地球科学
開講年次    2
開講期    後期
GSG214S
科目コード    QASGSG214S
履修区分    選択
単位数    2
授業科目名    地球環境システム論
担当者漢字名称    内藤 望
担当者カナ名称    ナイトウ ノゾム
研究室    21-410
メールアドレス    n.naitoh.r2@it-hiroshima.ac.jp
オフィスアワー    https://www.it-hiroshima.ac.jp/campuslife/support/officehour/
上記URLもしくは本学HPの「在学生の方へ->オフィスアワー」から担当者のオフィスアワーを確認ください。
 
授業の目的    人間社会の物理的な環境を規定している地球環境システムの構成要素(大気圏、地圏、水圏、生物圏など)の現況・特性および各要素間の相互作用について理解する。特に、地球環境の現況を解明するために重要な役割を果たしている様々な地球観測データやシミュレーションによる将来予測など現在までの知見に重点を置いて理解する。
ディプロマ・ポリシーと関連性
DP1(知識・理解) D(2) 地球環境技術者として、地球科学分野、環境共生分野、環境情報分野に関わる幅広い基礎的知識を修得し、様々な地球環境問題を科学的に理解できる。
DP2(思考・判断) D(4) 地球環境技術者として、環境共生型・循環型社会の構築に向けた様々な具体策の中から、現場や現状に応じた適切な方策を評価し、選択できる。
履修条件    1年次に開講される大気水圏、地圏、生物圏に関する各専門科目の内容を理解しておくと同時に、2年次の「地球環境物理学」、「生態学」を履修することが望まれる。
キーワード    地球環境システム 気候変動 相互作用 環境問題 地球観測 シミュレーション
 
履修上の留意事項    「暗記」ではなく授業内容を「理解」することが何より大切である。そのため授業中は集中して受講し、授業後の加筆・整理も含めてしっかりとしたノートを作るように。

授業計画    内容    担当者    事前・事後学習   
第1回    ガイダンス、地球環境システムの概要 内藤 望 事前:60分 カリキュラムツリーで本科目と関連している既修得科目を復習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第2回    大気海洋相互作用 内藤 望 事前:60分 配布資料や参考書で予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第3回    テレコネクション 内藤 望 事前:60分 配布資料や参考書で予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第4回    雪氷圏の変動とその影響 内藤 望 事前:60分 配布資料や参考書で予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第5回    火山噴火と気候への影響 内藤 望 事前:60分 配布資料や参考書で予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第6回    地質年代の気候変動 内藤 望 事前:60分 配布資料や参考書で予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第7回    スノーボールアース 内藤 望 事前:60分 配布資料や参考書で予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第8回    氷期間氷期サイクル 内藤 望 事前:60分 配布資料や参考書で予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第9回    太陽活動と気候変動 内藤 望 事前:60分 配布資料や参考書で予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第10回    生物圏と気候システム 内藤 望 事前:60分 配布資料や参考書で予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第11回    土地被覆、植生の変化の影響 内藤 望 事前:60分 配布資料や参考書で予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第12回    ガイア仮説 内藤 望 事前:60分 配布資料や参考書で予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第13回    地球温暖化の将来予測 内藤 望 事前:60分 配布資料や参考書で予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第14回    酸性雨と環境問題 内藤 望 事前:60分 配布資料や参考書で予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第15回    まとめ 内藤 望 事前:60分 配布資料や参考書で予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく

到達目標と評価種別、その割合
DP    到達目標    比率   
DP(2) (1) 地球環境システムのサブシステムとしての大気水圏、地圏、生物圏の特性とそれらの相互関係を理解できる。(2) 人間活動の地球環境システムへの影響を理解できる。 50%
DP(4) (3) 地球環境の現況と将来予測に関して理解し、説明できる。(4) 地球環境解明のための地球観測の役割と現状を理解し、説明できる。 50%
評価種別    比率   
定期試験 90%
レポート 10%

評価及び評価基準    @:到達目標(1)~(4)の全てが達成できている
A:到達目標(1)~(4)の大部分が達成できている
B:到達目標(1)~(4)の半分程度が達成できている
C:到達目標(1)~(4)の一部が達成できている
D:未到達(不合格)
科目GPA及び評価分布    平成29年度開講科目GPA:2.12
@:11.7% A:26.7% B:28.3% C:28.3% D:5.0%
課題(試験、レポート等)の学生への
フィードバック方法   
レポート課題に関しては、回収後に解説と講評を行う。回収した課題は、次年度以後の参考とするため、返却は行わない。

教科書    タイトル 著者名 発行所 出版年 ISBN ボタン
特に指定せず、適宜資料を配布する
参考書    タイトル 著者名 発行所 出版年 ISBN ボタン
気象と地球の環境科学 (改訂3版) 二宮洸三 オーム社 2012年 978-4274212321
地球システムの基礎 坪田幸政訳編 成山堂書店 2008年 978-4425540013
地球学シリーズ1 地球環境学 松岡憲知ほか編 古今書院 2007年 978-4772252034
一般気象学 第2版補訂版 小倉義光 東京大学出版会 2016年 978-4130627252


能動的学習の授業手法
手法    授業実施回等   
ミニッツ・ペーパー 第5、9回ころに実施予定

授業改善点など    ミニッツペーパーの結果から、次のことを改善する。
(1)内容理解に効果的と思われる動画を授業に取り入れる
(2)授業終了時刻が定刻を超過しないよう、気を配る
前年度授業アンケート結果    内藤 望 https://hitpo.it-hiroshima.ac.jp/PfStudent/LectureEnquete?year=2017&lecture_id=QAGSG21400
関連する資格    測量士補、自然再生士補、高等学校教諭一種免許状(情報)
備考   
更新日時    2018年04月03日 19時55分00秒