シラバス情報

授業情報
カリキュラム年度    2016 授業開講年度    2018年度
学科    環境学部 地球環境学科
授業科目分野    地球科学
開講年次    1
開講期    後期
GSA122S
科目コード    QASGSA122S
履修区分    選択
単位数    2
授業科目名    大気水圏の科学B
担当者漢字名称    内藤 望
担当者カナ名称    ナイトウ ノゾム
研究室    21-410
メールアドレス    n.naitoh.r2@it-hiroshima.ac.jp
オフィスアワー    https://www.it-hiroshima.ac.jp/campuslife/support/officehour/
上記URLもしくは本学HPの「在学生の方へ->オフィスアワー」から担当者のオフィスアワーを確認ください。
 
授業の目的    大気水圏における運動や現象は、時間的にも空間的にも大小様々なスケールで存在している。その中から、地球環境を理解する上で重要なものを中心に学習する。講義内容は各論的なものとなるが、いずれも単なる現象面の知識のみに終わらず、関連する物理的な考え方を修得することを目的とする。
ディプロマ・ポリシーと関連性
DP1(知識・理解) D(2) 地球環境技術者として、地球科学分野、環境共生分野、環境情報分野に関わる幅広い基礎的知識を修得し、様々な地球環境問題を科学的に理解できる。
履修条件    「大気水圏の科学A」の履修を前提とし、「地球科学概論」とも関連がある。また特に、「大気水圏の科学C」「地球環境物理学」「水の災害」「地球環境システム論」等の科目内容へ接続する。
キーワード    気象 降水過程 雪氷 氷河 地下水 気候変動
 
履修上の留意事項    「暗記」ではなく授業内容を「理解」することが何より大切である。そのため授業中は集中して受講し、授業後の加筆・整理も含めてしっかりとしたノートを作るように。

授業計画    内容    担当者    事前・事後学習   
第1回    ガイダンス 内藤望 事前:60分 大気水圏の科学Aの内容を復習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第2回    大気湿潤度と上昇気流 内藤望 事前:60分 教科書の該当部分を熟読して予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第3回    大気安定度と降水過程 内藤望 事前:60分 教科書の該当部分を熟読して予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第4回    熱帯低気圧 内藤望 事前:60分 教科書の該当部分を熟読して予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第5回    海陸風とモンスーン 内藤望 事前:60分 教科書の該当部分を熟読して予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第6回    雪氷圏の分布 内藤望 事前:60分 教科書の該当部分を熟読して予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第7回    氷河と氷床 内藤望 事前:60分 教科書の該当部分を熟読して予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第8回    氷河の質量収支と流動 内藤望 事前:60分 教科書の該当部分を熟読して予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第9回    気候変動と氷河 内藤望 事前:60分 教科書の該当部分を熟読して予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第10回    氷床と海面変動 内藤望 事前:60分 教科書の該当部分を熟読して予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第11回    地下水の分布と流動 内藤望 事前:60分 教科書の該当部分を熟読して予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第12回    凍土の分布 内藤望 事前:60分 教科書の該当部分を熟読して予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第13回    過去の気候変動 内藤望 事前:60分 教科書の該当部分を熟読して予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第14回    地球温暖化とヒートアイランド 内藤望 事前:60分 教科書の該当部分を熟読して予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく
第15回    まとめ 内藤望 事前:60分 教科書の該当部分を熟読して予習しておく
事後:120分 授業内容を振り返ってノートの完成度を高めるなどの復習を、できるだけその日のうちにしておく

到達目標と評価種別、その割合
DP    到達目標    比率   
DP(2) 大気水圏における様々な運動や現象のメカニズムを理解するとともに、地球の気候システムの全体像を把握することが目標である。 (1)大気安定度と降水過程 (2)熱帯低気圧と温帯低気圧 (3)雪氷圏の特徴と変動 (4)地下水の分布と流動 (5)過去の気候変動および将来の気候予測 100%
評価種別    比率   
定期試験 90%
レポート 10%

評価及び評価基準    @:到達目標(1)~(5)の全てが達成できている
A:到達目標(1)~(5)の大部分が達成できている
B:到達目標(1)~(5)の半分程度が達成できている
C:到達目標(1)~(5)の一部が達成できている
D:未到達(不合格)
科目GPA及び評価分布    平成29年度開講科目GPA:1.91
@:12.0% A:24.0% B:24.0% C:22.7% D:17.3%
課題(試験、レポート等)の学生への
フィードバック方法   
レポート課題に対しては、回収後に解説と講評を行う。回収した課題は、次年度以後の参考とするため、返却は行わない。

教科書    タイトル 著者名 発行所 出版年 ISBN ボタン
一般気象学 第2版補訂版 小倉義光 東京大学出版会 2016年 978-4130627252
配布プリント
参考書    タイトル 著者名 発行所 出版年 ISBN ボタン
水の気象学 武田喬男ほか 東京大学出版会 1992年 978-4130647038


能動的学習の授業手法
手法    授業実施回等   
ミニッツ・ペーパー 第5,10回ころに実施予定

授業改善点など    ミニッツペーパーの結果から、次のことを改善をする。
(1)書画カメラからスクリーンへ投映する図表の見え方に気を配る
前年度授業アンケート結果    内藤 望 https://hitpo.it-hiroshima.ac.jp/PfStudent/LectureEnquete?year=2017&lecture_id=QAGSA12200
関連する資格    中学校教諭一種免許状(理科)、高等学校教諭一種免許状(理科):教科に関する選択科目
備考   
更新日時    2018年04月03日 19時55分00秒