シラバス情報

授業情報
カリキュラム年度    2016 授業開講年度    2020年度
学科    環境学部 地球環境学科
授業科目分野    専門共通
開講年次    3
開講期    前期
CMR415H
科目コード    QASCMR415H
履修区分    必修
単位数    1
授業科目名    地球環境演習
担当者漢字名称    内藤 望, 伊藤 征嗣
担当者カナ名称    ナイトウ ノゾム, イトウ セイジ
研究室    21-410
メールアドレス    n.naitoh.r2@it-hiroshima.ac.jp
オフィスアワー    https://www.it-hiroshima.ac.jp/campuslife/support/officehour/
上記URLもしくは本学HPの「在学生の方へ->オフィスアワー」から担当者のオフィスアワーを確認ください。
 
授業の目的    地球環境を対象とした観測技術、分析、解析に関する日本語や英語で書かれた著書、論文等を資料として講読し、要点のまとめ、さらにその発表を行う。
ディプロマ・ポリシーと関連性
DP1(知識・理解) D(2) 地球環境技術者として、地球科学分野、環境共生分野、環境情報分野に関わる幅広い基礎的知識を修得し、様々な地球環境問題を科学的に理解できる。
DP2(思考・判断) D(4) 地球環境技術者として、環境共生型・循環型社会の構築に向けた様々な具体策の中から、現場や現状に応じた適切な方策を評価し、選択できる。
DP3(技能・表現) D(6) 地球環境技術者として、論理的な文章作成能力や効果的なプレゼンテーション能力を備え、自らの専門分野の内容を他者に分かりやすく表現できる。
DP4(関心・意欲・態度) D(8) 地球環境技術者として、生涯を通じて最新の地球環境問題の動向に興味・関心を持ち、これらに対する関心や意欲を他者に伝えることができる。
履修条件    1,2年次に開講されている関連科目の履修を前提とする。特に、「情報リテラシー演習」「大気水圏の科学A,B」「地球環境システム論」「地球観測論」「環境アセスメント」との関連が深い。また3年次後期の「専門ゼミナールI」「フィールド実習A」へ接続する。
キーワード    地球環境 気候変動 地球温暖化 環境問題 衛星観測
 
履修上の留意事項    前年次までに履修した各圏の科学に関する知識を前提に、衛星観測を含む地球環境に関する資料に基づき、レポート課題をまとめるとともに、全員が各自のノートパソコンを用いて発表をする。受講学生は2班に分かれ、2教員の担当テーマを交代しつつ全て受講する。

授業計画    内容    担当者    事前・事後学習   
第1回    (履修学生を2班に分割し、以下の第1~7回と第8~14回の内容は、班によって履修する順が入れ替わる。)
前半ガイダンス
内藤望 事前:20分 地球環境問題に関してこれまでに学習した内容を振り返っておく
事後:30分 各自の発表担当課題について十分な下調べおよび発表準備を行う
第2回    気候システム・気候変動 内藤望 事前:30分 この回の発表テーマ内容について活発な討論ができるよう、全員が下調べしておく
事後:20分 授業で発表・討論された内容についてノートに要約するなどして復習する
第3回    地球温暖化と対策 内藤望 事前:30分 この回の発表テーマ内容について活発な討論ができるよう、全員が下調べしておく
事後:20分 授業で発表・討論された内容についてノートに要約するなどして復習する
第4回    ヒートアイランド問題と対策 内藤望 事前:30分 この回の発表テーマ内容について活発な討論ができるよう、全員が下調べしておく
事後:20分 授業で発表・討論された内容についてノートに要約するなどして復習する
第5回    異常気象 内藤望 事前:30分 この回の発表テーマ内容について活発な討論ができるよう、全員が下調べしておく
事後:20分 授業で発表・討論された内容についてノートに要約するなどして復習する
第6回    海面上昇問題 内藤望 事前:30分 この回の発表テーマ内容について活発な討論ができるよう、全員が下調べしておく
事後:20分 授業で発表・討論された内容についてノートに要約するなどして復習する
第7回    氷河変動 内藤望 事前:30分 この回の発表テーマ内容について活発な討論ができるよう、全員が下調べしておく
事後:20分 授業で発表・討論された内容についてノートに要約するなどして復習する
第8回    後半ガイダンス 伊藤征嗣 事前:20分 この回の発表テーマ内容について活発な討論ができるよう、全員が下調べしておく
事後:30分 授業で発表・討論された内容についてノートに要約するなどして復習する
第9回    食糧問題 伊藤征嗣 事前:30分 この回の発表テーマ内容について活発な討論ができるよう、全員が下調べしておく
事後:20分 授業で発表・討論された内容についてノートに要約するなどして復習する
第10回    環境問題と国際条約 伊藤征嗣 事前:30分 この回の発表テーマ内容について活発な討論ができるよう、全員が下調べしておく
事後:20分 授業で発表・討論された内容についてノートに要約するなどして復習する
第11回    大気汚染と酸性雨 伊藤征嗣 事前:30分 この回の発表テーマ内容について活発な討論ができるよう、全員が下調べしておく
事後:20分 授業で発表・討論された内容についてノートに要約するなどして復習する
第12回    森林破壊 伊藤征嗣 事前:30分 この回の発表テーマ内容について活発な討論ができるよう、全員が下調べしておく
事後:20分 授業で発表・討論された内容についてノートに要約するなどして復習する
第13回    衛星画像の概要 伊藤征嗣 事前:30分 この回の発表テーマ内容について活発な討論ができるよう、全員が下調べしておく
事後:20分 授業で発表・討論された内容についてノートに要約するなどして復習する
第14回    衛星画像処理
・衛星による環境監視
伊藤征嗣 事前:30分 この回の発表テーマ内容について活発な討論ができるよう、全員が下調べしておく
事後:20分 授業で発表・討論された内容についてノートに要約するなどして復習する

到達目標と評価種別、その割合
DP    到達目標    比率   
DP(2) (3)地球環境問題に対する理解力 20%
DP(4) (1)課題内容に対する調査・分析力 30%
DP(6) (2)プレゼンテーション力 30%
DP(8) (4)建設的討論への貢献力 20%
評価種別    比率   
発表 40%
レポート 30%
討論への積極的参加 30%

評価及び評価基準    @:到達目標(1)~(4)の全てが達成できている
A:到達目標(1)~(4)の大部分が達成できている
B:到達目標(1)~(4)の半分程度が達成できている
C:到達目標(1)~(4)の一部が達成できている
D:未到達(不合格)
科目GPA及び評価分布    平成31年度開講科目GPA:2.15
@:6.6% A:32.9% B:28.9% C:31.6% D:0.0%
課題(試験、レポート等)の学生への
フィードバック方法   
レポート課題については、次年度以後の参考とするため、返却は行わない。

教科書    タイトル 著者名 発行所 出版年 ISBN ボタン
なし
参考書    タイトル 著者名 発行所 出版年 ISBN ボタン
IPCC第5次評価報告書第1作業部会報告書政策決定者向け要約 IPCC(気象庁訳) 気象庁 2014年
異常気象レポート2005 気象庁 気象庁 2005年
環境科学要論(第3版) 世良力 東京化学同人 2011年 978-4807907595


能動的学習の授業手法
手法    授業実施回等   
プレゼンテーション 第2~7,9~14回は、各自に与えられた課題に対し、学生自らが発表・プレゼンを行い、全員で討論する。

授業改善点など    各学生が発表した後の質疑応答が有益な議論となるよう、適切なコメントに気を配る。
前年度授業アンケート結果    内藤 望 https://hitpo.it-hiroshima.ac.jp/PfStudent/LectureEnquete?year=2019&lecture_id=QACMR41500
関連する資格    自然再生士補
備考   
更新日時    2020年03月27日 14時43分36秒